コナンの映画の制作費がいくらなのかちょっと推理してみた。
私コナン大好きなんですよ。。。
もう小さい頃からずーーーーーーーーーーーーっと大好きで、暇さえあればコナンと灰原哀ちゃんがどうやったら公式CPになるのかばっか考えてました。(笑)
で、先日、劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』Blu-rayが我が家に届いたわけなんですが、それからというものひたすらエンドレス紺青の拳です。
やっぱ、キッド様がかっこいいんですよねー、個人的にはキッドメイン回は当たり外れが多いと思っているで、公開前は色んな意味でドキドキしていたんですが、紺青の拳はひさーしぶりの当たり回でした。
コナンの興行収入
で、そんなコナンなのですが、今年も上半期邦画ランキング1位でした。
ま、もうこのランキングでの1位なんていつものことになっているので驚きもしないのですが、
いやーすごいんですよ、今年4月に公開されたわけなんですが、興行収入は91億8,270万円を突破して7年連続で興収記録を更新しました。
来年は赤井さん回だから100億いっちゃうかもしれません!コナン世代ど真ん中なので、私も本気で頑張りますよ。目指せ年間総合1位!!←
コナンの制作費
で、肝心のコナンの映画の制作費についてなのですが、残念ながら不明です。発表されていないので。
でも、推理することは出来ます。
一般的なアニメ映画の制作費
アニメ制作にかかる費用が1分間で約100万円といわれています。
もし2時間ものの映画をつくるとなると…
100万円×120分=1.2億円
制作費はどんなに抑えても最低1.2億円が必要になるということですね。
ただ、コナンの場合はシリーズものなので単発映画とは異なり過去の収益で制作費は決まります。
コナンの興行収入ランキング(2018年以前)
ちなみに去年までのコナンの興行収入は以下の通りです。
・2018年
名探偵コナン ゼロの執行人(91.8億円)
・2017年
名探偵コナン から紅の恋歌(68.9億円)
・2016年
名探偵コナン 純黒の悪夢(63.3億円)
・2015年
名探偵コナン 業火の向日葵(44.8億円)
・2014年
名探偵コナン 異次元の狙撃手(41.1億円)
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・2013年
名探偵コナン 絶海の探偵(36.3億円)
・2012年
名探偵コナン 11人目のストライカー(32.9億円)
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・2011年
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・2010年
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・2009年
名探偵コナン 漆黒の追跡者(35億円)
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・2008年
・2007年
名探偵コナン 紺碧の棺(25.3億円)
・2006年
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(30.3億円)
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・2005年
名探偵コナン 水平線上の陰謀(21.5億円)
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・2004年
名探偵コナン 銀翼の奇術師(28億円)
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・2003年
名探偵コナン 迷宮の十字路(32億円)
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・2002年
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・2001年
名探偵コナン 天国へのカウントダウン(29億円)
・2000年
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(25億円)
・1999年
名探偵コナン 世紀末の魔術師(26億円)
・1998年
・1997年
名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(11億円)
リンク貼るの大変だった…
2016年からの跳ね上がり方がすごいですね。
そして2018年…安室の女たちの本気///
とまあ、そんなこんなでここまで安定して大ヒットをとばしている映画の予算が最低金額なわけがありません。
それに、コナンといえばアクションシーンですからね!
アクションシーンはカット数が跳ね上がるのでその分制作費もぐぐーんとアップするはずです。
日本のアニメ映画の制作費
コナンが発表されていない以上、他のアニメ映画から制作費を推理していくしかありません。
コナン以外のシリーズものアニメ映画の制作費
- 1998年 ミュウツーの逆襲:3億~3.5億円
- 1999年 ドラえもん のび太の宇宙漂流記:3億~5億円
- 1999年 クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦:3億~5億円
- 2009年 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破:約6億円
全体的にちょっと作品が古いですが、、、
だいたいある程度収益が見込めるアニメ映画の予算は3~5億円くらいが多いということなのでしょうか?ただ、ポケモン/ドラえもん/しんちゃんに比べてコナンはアクションシーンが多いので、おそらくもう少し制作費は上な可能性が高いです。(興行収入も上ですしね)
ただ、あれだけ諸々凝ったシーンの多かったエヴァが6億円なんですよね…
コナンがいくら爆破やアクションシーンが多いといっても、制作費がエヴァを超えているとはなかなか…
カット数
制作費は不明でしたが、調べたところ2002年『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のカット数は「5万枚超えちゃうかもね~」とのことでした。
現在の作品は当時よりアクションシーンが増えたので、おそらく5万枚は余裕で突破しているかと思われます。
スタジオジブリの作品のカット数と制作費
調べたところジブリ作品はカット数まで公表してくれていました。ありがたや…
- 風の谷のナウシカ:56,078枚(宣伝費含めず2億8000万円)
- 紅の豚:5万8,443枚(宣伝費含め約9億円)
- 魔女の宅急便:67,317枚(宣伝費含めず約4億円)
- 天空の城ラピュタ:69,262枚(宣伝費含め約8億円)
今ほどではないにしろ、当時からアクションシーンのあったコナンが2002年の作品で「5万枚超えちゃうかもね~」と言われていたので、さすがに現在でも10万枚を超えることはないんじゃないかと…思われます。。なので、ジブリのなかでも5~7万枚程度の作品をピックアップしてみました。
【宣伝費】というものがいくらかかったかまでは不明なため曖昧な金額しか分かりませんが、やはりカット数が5万枚~7万枚程度だと制作費は3億~6億程度が妥当なのでしょう。
結論
上記を総合して推理した結果、劇場版『名探偵コナン』の制作費は、5~6億円程度ではないかと思いました!!
皆さんはいくらくらいだと推理しますか?
私はドラえもんとクレヨンしんちゃんの枠移動に納得できない
テレビ朝日は、10月から金曜7時のアニメ『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を土曜夕方の放送枠へ移動させる――。
(『ドラえもん』は土曜日の17:00~、『クレヨンしんちゃん』は16:30~へ移動)
私は、このニュースを聞いたとき、本当に悲しかった。もちろん同じように思ったのは私だけではないようで、ネットのコメントを見ると多くの人たちが複雑な思いを残していた。そのなかでも多かったのが、以下のような内容だ。
- これから休みに入るスイッチのような番組だったのでなくなるのは寂しい
- 土曜の夕方は予定があることが多いので子供が益々見れなくなる
- ゴールデンタイムにアニメをやらなくなるのは嫌だ
これらの意見に私も完全同意だ。全員にハグしてまわりたいくらいその通りだと思う。
でも、私にはこれらの意見に追加して納得できない理由が1つある。
それは、、、
「ドラえもんとしんちゃんあってのテレビ朝日だったんじゃないの?」
- 移動の理由=視聴率の低下
- ドラえもんもしんちゃんも大好き
- テレビ朝日と『ドラえもん』/『クレヨンしんちゃん』
- 視聴率よりも大切なもの
- 単なるテレビ朝日のマスコットになる可能性
- 最後に_視聴率三冠王を目指すテレビ朝日へ
移動の理由=視聴率の低下
テレビ朝日の早河会長は先日の会見で下記のように語った。
改革理由に金曜の視聴率の低下を挙げ「アニメは6、7%に落ち込んでいる。『ドラえもん』は1981年から始まって平均視聴率が14・7%、『クレヨンしんちゃん』は1992年から始まって平均視聴率が12・8%。長くやっていてこの数字なので、いい時は20%取っていた」とし、「この6、7%はタイムテーブルにとって大きな影響があるので、何とか脱却したいと。より見られる時間を探して、土曜の夕方に移行することにしました。移動については違和感がかなりあったと思いますが、視聴者の皆さん、特に子どもたちの期待を裏切らないよう努めていきたい」と話した。(上記URLの本文より抜粋)
私だってテレビっ子のはしくれである。視聴率の大切さは理解しているつもりだ。理解しているからこそ、言わせてもらいたい。そんなに視聴率って大切ですか?
ドラえもんもしんちゃんも大好き
どちらも国民的アニメとして日本のみならず世界中で愛されている作品だが、
もちろん私も大好きである。
はじめて観に行った映画は『ドラえもん』だし、はじめて買ったパンフレットも『ドラえもん』だし、はじめて買ったポスターも(以下略…
しんちゃんは大人になった今でも毎週録画して観るくらい好きだ。我が家のBlu-rayはしんちゃんで常に100本くらい埋まっている(ただ、ディスク化するのをサボっているだけともいえる)
もちろん映画だって毎年観に行っているし、これからも観に行く気満々だ。
テレビ朝日と『ドラえもん』/『クレヨンしんちゃん』
テレビ朝日と『ドラえもん』/『クレヨンしんちゃん』の歴史を振り返りたい。
ドラえもん
『ドラえもん』は帯番組として1979年から放送を開始した。その後、1981年から現在の金曜19:00枠へ移動となり、実に38年もの間この時間枠を守ってきた。最高視聴率は、31.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)テレビ朝日の最長寿アニメである。
クレヨンしんちゃん
『クレヨンしんちゃん』は1992年から放送を開始した。若い人には意外かもしれないが、時間移動はちょこちょこしている。ただし、ゴールデン枠から外れたことはない。歴代最高視聴率は28.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
テレビ朝日
1959年に開局。現在は、アメトーーク等のバラエティー番組や刑事/医療ドラマで人気のテレビ朝日であるが、視聴率がよくなったのは本当に最近で、何年か前までは「振り返るとテレ東」「万年4位」と揶揄されていた。『ドラえもん』が金曜19:00に移動になった1981年-フジテレビは『オレたちひょうきん族』の放送が開始。既にTBSでは『8時だョ!全員集合』が大人気であった。テレビ花の時代である。
そうしたなか、お世辞にも勢いがあったとはいえなかったテレビ朝日を支えてきたのが、ほとんどの放送回で平均視聴率20%以上を叩き出していた『ドラえもん』である。
『ドラえもん』は同時間帯で他局を圧倒し、トップに立つことも多かった。視聴率という面で苦渋をなめていたテレビ朝日にとって『ドラえもん』の存在は大きかったのである。そして、90年代に入り、『クレヨンしんちゃん』がはじまった。『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』はテレビ朝日の二枚看板になったのである。
視聴率よりも大切なもの
早河会長曰く現在の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』の視聴率は6~7%だそうだが、これは果たして今の時代切り捨てられる程低視聴率なのだろうか。長い間テレビ朝日の看板を背負ってきた功労者たちを都落ちさせるほど悲惨な結果なのだろうか。
確かにゴールデンタイムは一番視聴率が取れる枠と言われている。だが、昨今は10%を超えれば高視聴率と言われる時代なのである。莫大な費用がかかっているドラマでは打ち切りが囁かれる数字だが、今までの実績にプラスし両アニメは現在もテレビ朝日が開催するイベントで広いブースを任され入場者数に貢献している。毎年映画もヒットさせている。現在もテレビ朝日の名前を売っているはずだ。こういったことは、その辺の10%を取っているバラエティー番組には真似できないことである。
単なるテレビ朝日のマスコットになる可能性
「別に打ち切りになるわけじゃないんだから…」と思う人も多いかもしれない。
でも、私はこの時間枠移動によって視聴率が下がる気がしてしょうがない。
土曜日の夕方16:30~毎週アニメを見れますか?外出してませんか?予定入りませんか?
もし、このまま多くの人が『ドラえもん』/『クレヨンしんちゃん』を見なくなったら…
いつの間にか「アニメは見たことないけど、なんかかわいいよねー♪」と言われる数多くいるキャラクターたちと一緒になってしまうかもしれない…
私は『ドラえもん』も『クレヨンしんちゃん』もまだまだかわいいマスコットではなく大切なことを教えてくれるアニメとして楽しみたいし、これからの子供たちにもたくさん見てもらいたい。それだけの価値がある作品だと本気で思っている。だからこそ、多くの人に見てもらえるようテレビ朝日の看板番組にふさわしい時間帯に放送してほしいのだ。
最後に_視聴率三冠王を目指すテレビ朝日へ
視聴率が「万年4位」と揶揄されていたテレビ朝日も気づけば民放キー局のなかで2位にまで上り詰めた。そう、現在のテレビ朝日は好調なのだ。
10月からは大人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』、『相棒season 18』、11月からは、『おっさんずラブ-in the sky-』が放送される。
『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』を切り、一定の数字が狙えるコンテンツを揃えた-
ライバルは6年連続年間視聴率3冠王に輝く日本テレビだ。年間視聴率三冠とは、全日(6~24:00)、ゴールデン(19~22:00)、プライム(19~23:00)の3つでトップを獲ることであり、テレビ朝日はまだ獲得したことが一度もない。
私は別に日テレっ子ではないのでどこが三冠王になろうと構わない。なんなら色々な局でバチバチやってほしいと思っている。でも、仮にテレビ朝日がこれで日本テレビに勝利してもすごいとは思わない。視聴率は確かに大切だが、根底にあるのは勝ち負けではなく視聴者にとってよりよい番組作りのはずだからだ。もし三冠王になるのに『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が足手まといだというのならそれを補えるようなもっと数字の取れる番組を作るべきだと思うし、もしそれが出来ないというのならば今は三冠王になる時ではないのだ。目先の視聴率に惑わされず、多くの人に愛される国民的キャラクターをもっと大事にしてほしい。テレビ局にとってそれは視聴率よりも大切な大きな財産のはずだ。